名前の画数占い、悪いほうが出世する説
釣りっぽいタイトルですみませんが。
少しくらい苦労が用意されているほうが、人間って成長するしいいよねって話です。
たしか上岡竜太郎さんだった
と思うけどめちゃくちゃ昔、冠番組でこんな企画をされてた。
名前の画数って当たるかどうか新聞記事を調査
あの方はオカルトを信じない方で、「そんなの当たらないだろう」というんではじめた企画だと思うけど。
で、番組スタッフが頑張って過去の新聞記事から不幸な事故で亡くなった方のお名前の画数を徹底的に調べた。
いまなら不謹慎攻撃にあうけど。
30年くらい前の番組です。
ある画数が圧倒的に多いのに慄然とする
ひとつだけ、ある画数が圧倒的に多く、さすがの上岡竜太郎さんも、「これは怖い」という発言をされてた。
名字と名前ぜんぶ合わせた画数ね。
総画数でいいのかな。
私はこのときに何件調べたかも、その画数も全く覚えてないです。すみません。
(画数はどの本をみても悪いと書いてあったと記憶してます。そのころ自分の子供の名前を考えていたので)
最高に画数のいい人が嫌われものな件
さて、時代は一気に現在へ。
パートをしていたときの同僚で、私のところと同じくらいの息子さんがおられる方と、名付けの話をしました。
その方の息子さんのお名前、完璧な画数にされたのだそうです。
そしたら、名字もその土地に多いんで同じクラスに同姓同名で漢字まで同じ子が三人もいた、という笑い話をしてくれました。
さて、たまたまその職場にその画数の完璧な息子
さんの同級生だった男性が入社してきました。
この方は同姓同名ではないんだけど。
それを知った私は、お母さんが真面目ないいかたなので「じゃあ息子さんも性格が良くて人気ものだったでしょ?」と聞きました。
するとその新入社員の男性、けげんな顔をするのです。
どうやら画数完璧くんは、オレサマな嫌われものだったらしいのです。
この画数は幸せになりますよってほんと?
それで私は「あれれー?」と不思議だったのでした。
幸せって、まわりの人に嫌われてて達成できるものなのか?
と。
たぶん、画数占いが作られた昔って、飢饉にみまわれず食べていけるとか、そういうことのほうが重要だったんでしょうね。
画数占いが、いい画数だというのはあくまで、そういう苦労がなくて安泰ですよ、というのが基本なのかなと思います。
あの画数完璧くんは、あまりにも(画数がいいおかげで?)苦労知らずで他人の痛みを想像する機会に恵まれずにオレサマに育ってしまったのかもしれませんね。
会ったことないんですけどね。
結論 ちょっとくらい悪い運勢がまじってたほうが深みのある人に育つ、かも
まあそういうのが当たるかどうかは別として、気にはなりますから、でもちょっとくらい悪いと言われても気にしなくていいよね、っていうのが結論です。
最初の上岡竜太郎さんの話はやっぱり怖いですから、どう調べても最悪というのは避けたい気はしますが。
(日本中の名前の総画数で一番多いやつだけだっりして汗)
画数って、ぜんぶ数えた数だけでなく、名前の上と下の字を合わせて数えるとか、そういうこともして総合判断するらしいのですが、
ぜんぶ数えた数字はいいけど、他は悪いってことはざらにあるはずです。
もし当たるとして、「勉強はできるけど、健康運が悪い」となったとしましょう。
その人は、病気を克服して、その経験を生かしてすごいお医者さんになるかもしれないじゃないですか。
もしかして、理想を達成するために必要な「悪い運勢」「苦労」なのかもしれないので、いたずらに怖がらなくてもいいのです。
外れることもあるしw
苦労をどう今後に生かして行くかだよね。
こんなファイナンシャルプランナーになろうというのが決まった
まあ自分がたりなんで、読んでもおもんないですよ。
えっとお、友達がオーディション受けるのについてきたらぁ、私が受かっちゃって(キャハ)
昔であって、今そんなアイドルがいるかどうかわからないけど、昔のアイドルにインタビューすると、芸能界に入ったきっかけをたいていこう答えていた気がする。
たぶん、こう答えるとガツガツしてなくて純粋さが出るし、運命のいたずら感が出て良かったのだろう。
昔のアイドルのように友達のせいにしていた私
ファイナンシャルプランナーの中ぐらいの資格を取った後、なにかにつけて「友達が取ったから私も取った」と言っていた私。
この昔のアイドルを思い出して、「なんて私は卑怯者なんだろう」と思ったのだった。
私はなぜファイナンシャルプランナーになったんだろう。
どんなファイナンシャルプランナーになりたいんだろう。
その前には臨床心理士をめざしていた
その前には、私は臨床心理士をめざしていた。
いじめられっ子の経験も、いじめっ子の経験も、登校拒否の経験も、虐待された経験(虐待したのは貰われる前の親らしく、記憶にないが易驚性、易怒性を持ち、うなされる、すぐ怖がる、パニクる、などの特性からたぶん本当だったようだ)もある私は、自分の子供を産んだ後に、
「臨床心理士になって引きこもりの子供とか救おう」
と通信制の大学に入った。
が、挫折した。
足して二で割ったような目標がみえてきた
そんなようなことをダラダラ考えていたら、
そういうこころの問題をなんとかしたい、特に成人前の人や学生の人、それどころか学校にいけないような子、にファイナンスリテラシーを持ってもらおうじゃないか、という目標が見えてきたのだった。
なんか、やる気の出る目標だ。
出会いをがんばろうとしたから良かった
こういうふうに考えがまとまるのは、いろんな人との出会いを通じてというのは多いよね。
- 近所に「少女を性暴力から救うぞ」「正しい性教育をするぞ」ということをしている人が引っ越してきた。
- 堀古キャピタルの堀古さんを生で見て、お話を聞いた。
(リスクを取らなきゃ、リターンもないんだぞ、というお考えの方でそれで本も出てる)
ほかにもいろんな人のお話をがんばってききに行った。
堀古さんは、東京金融取引所が主催したイベントでお話されたのだけど、何となくその日「自分の考え方がガラッと変わって開眼するような体験になるかも」という予感があった。
「友達が資格を取ったからあ~私も取っただけでべつにい~」
と、卑怯なことをいっていた私は、
「そうだ、リスクを取らないとだ」
と決意することができたのだった。
たぶん、具体的には何かを書いたりっていう変わらない毎日になるし世界中を飛び回るようなこともないだろうけど、気持ちの持ち方が変わってやる気が出たので、
うれしかったです。まる。
堀古さんの本は「リスクを取らないリスク」